女性の一生年表

奇跡の受精

お母さんの卵巣から出た1個の卵子が、お父さんの精巣から出た1~3億個の中のたった1個の精子と巡り会いました。


胎児期

性を決定する遺伝子であなたは女子として成長することが決定しました。

受精後6,7週(12週の説もあり)で卵巣が作られます。つまり、胎児の時代にあなたは既に自分の未来の子どもの元になる原始卵を持っている事になります。胎児期に700万個あった卵子は出生時には200万個に減りますが、あなたのお母さんは孫の準備もしているという訳です。

妊娠中のお母さんとお腹の中は親子3代のドラマです。


漢方的女性の一生

漢方は人と自然の関係や、臓器同士の関係、こころと身体の関係、生活習慣や食、棲んでいる地域の気候風土を考慮し「ヒトが生きていることを全体的に捉えて」行く医学です。

漢方の世界では、ひとが生を受けた時から死ぬまでを「腎」の盛衰でみています。

漢方でいう「腎」は西洋医学の「腎臓」の働きも含めてもっと大きな働きがあり、成長や老化、生殖、免疫、水分代謝、骨や髪や脳の健康などにも関与していると考えられています。

人間の生命力には母親の胎内にいる時に育まれる先天の精と、誕生後の食べものや生活習慣で培われる後天の精があり、それらは生きていくエネルギーとして「腎」に蓄えられます。

漢方の古い書物によると、子どもの成長や老化による体の変化は腎の盛衰と繋がっていて、女性は7歳ごと男性は8歳ごとに変化が記されています。

現代と多少のずれはありますが、漢方的な女性の一生を見ていきましょう。

(下図をクリックすると拡大表示できます。)

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