足と歩き方

『この足がいろんな所に連れて行ってくれるから、大事にしなくちゃ!』

足管理健康療法を勉強し始めて間もなくの頃、80代のお客様が仰った言葉です。

私はこの言葉に感動しました。

本当にその通り、この言葉からやはり足・歩き方は大事なんだ!

まだべにばな薬局に出逢っていないみなさんにも、ぜひお伝えしたい!

そしてこのページができあがりました。

まだまだ荒削りな『足と歩き方』のページですが、これからみなさまとの関わりを通して、私自身も体験し、このページをよりよい物にできればと思います。

ここから、みなさんの『足』への関心がより深くなれば幸いです。

1.自分の歩き方と姿勢を知るとあなたのクセがわかる

1-1 身体の歪みは足の歪みから始まる

よちよち歩きを始めたそのときから、歩き癖・姿勢の癖は始まります。

長年の癖は簡単に変わるものではありません。

長年の癖で培ってしまった足の歪み(足裏のアーチの崩れ)が、あなたの身体の重心や骨格バランス・筋肉のバランスを崩してしまいます。

1-2 あなたの癖を知る

長年の歩き方(姿勢)の癖が原因で足に現れる癖

O脚、X脚、外反母趾、内反小趾、浮き指、巻き爪、魚の目、タコ、角質硬化など

生まれつきの扁平足

歩き癖

座り癖

立ち癖

つっかけやハイヒールをよく履く

 

様々な癖が原因で、足、膝・股関節・腰、背中、肩・首など痛みや違和感、冷え・むくみなどが出ることがあります。

また、骨格が歪むことにより筋肉のバランスが崩れやすく、内臓も正しい位置を保てなくなります。

2.正しい歩き方で足を痛めない!

2-1 歩き方で足を痛める?

筋肉を落とさないためにも歩きましょう!

しかし、『1日○歩』『1日○時間』と決めて自己流でいきなり歩いてしまうと、膝や腰に負担をかけてしまう結果になるかもしれません。

まずは、足や足首をしっかりサポートしながら、無理のない歩行を心がけましょう。

2-2 『歩行はかかとから』は足を痛める?


歩き方教室などでよく言われる『かかとから着地しましょう』は

きちんと足が整った方の理想的な歩き方。

しかし、現代人は足首がゆるく、足指もゆるいことがほとんどです。

浮き指が多い為、指のつけ根とかかとの2点で支えていることが多く『かかとから着地』だと、重心が安定せず、足や腰などを痛める可能性があります。

2-3 指先をしっかり使えるようになる!

浮き指をなくし、指・指のつけ根・かかとの3点での接地が身体に負担をかけない姿勢への第一歩。そのためにも、指を鍛えましょう。

 

《足指簡単エクササイズ》

*足指の間に手指を入れ、足指1本1本を開くようにする

*タオル手繰り寄せ

①タオルを床に敷き、素足で両足をタオルの端に乗せる

②足の指を使い、タオルを手繰り寄せる

2名でできる場合タオルの両端をそれぞれの足指で掴み、引っ張り合う(足指タオル綱引き)


*足指でグー・チョキ・パーをする

3.重心を正しく保つと身体への負担が減る

3-1 重心が正しくなることで、踏ん張ることができる

身体のバランスを2本の足だけでとってると考えてみたら、すごいことだと思いませんか?

現代人は浮き指などの足指の機能低下により指のつけ根・かかとの2点で支えている状態。そのため重心が安定せず、所謂猫背の状態でバランスをとり、頭を支えることになります。

重心が正しい位置にあると、しっかりと踏ん張ることができ身体を支えることができます。これにより、ひざ・股関節・腰・背中・肩・首などへの負担が減ります。

3-2 足裏のアーチを整える

足裏のアーチは、横アーチ・内側アーチ・外側アーチの3つのアーチがあることが理想です。これにより重心が正しい位置になり、全体重を正しく支えることができます。

また、つま先・指のつけ根・かかとの3点で着地することにより、歩行時のバランスをとり安定した足運びができるようになります。

4.一生ものの歩き方を手に入れると、いつまでも自分の足で歩ける

4-1 基本姿勢

・上半身を引き上げるように意識して背筋をのばし、まっすぐ立つ。

 (頭のてっぺんを糸で吊されているイメージ)

・背骨の真上に頭があること。

・横から見たとき、耳・肩・腰・くるぶしのラインが一直線になっていること。

・目線は少し上向き4~5m前を見るイメージで、あごを軽く引く。   

・足幅はこぶし1個分開く。

4-2 3ステップ歩行が大切

足のアーチがきちんとサポートできたら、3(スリー)ステップ歩行をやってみましょう。

 

3ステップ歩行とは

『かかとから着地→土踏まずを地面に転がすようにして→つま先で蹴り出す(左図:足運びのイメージ)』 

(歩き方の指導もいたします。詳しくはお尋ねください)

 

3ステップ歩行はきちんと足裏のアーチをサポートできる靴下・靴を履いた上で行うことをオススメします。

5.靴選びは『自分の足に合わせた靴』ではない

5-1 年を重ねるごとに広がる靴幅

長年の癖で人の足は広がります。あなたの足はどうですか?ベタッと横に広がっていませんか?

多くの方は年齢を重ねるごとに選ぶ靴幅が広がる傾向にあります。

それは、履きやすいから。脱ぎやすいから。疲れないと誤解しているからです。

『履きやすい靴=歩きやすい靴』の概念を捨てましょう。

履きやすい、緩い靴を履いていると重心がずれ、結果的に骨格バランスが崩れてしまいます。

5-2 理想の靴の選び方

例)スニーカー選びのポイント

・つま先は指を動かせるくらいゆとりがある(1センチ~1.5センチ)

・足指を曲げて歩くことができる

・かかとを上げたときに浮いた感じがしない

・くるぶしが当たらない

・親指、小指に圧迫感がない

『履きやすい靴』が『良い靴』とは限りません。

べにばな薬局では、あなたの足を正しい形へ導くソックスや靴をご提案しています。

 

~購入に際しましての注意事項~

お客様の足から来るお悩みをお伺いする→足観察→靴下・靴のご試着→注意事項などの説明→ご購入

の流れとなります。

必ずお時間に余裕を持ってご予約ください。

6.まとめ

べにばな薬局では足裏のアーチをサポートし、理想の足へと導くソックスや靴をご提案。

あなたの足へのコンプレックス解消のお手伝いをいたします。

また、足からの健康と共に漢方薬やサプリメント等も取り揃え、さまざまな角度から年齢と共に衰える足・腰をしっかりサポート!

今はまだどこも痛くないから、特に気になることはないからと放っていませんか?

自分では気づかない歪み、癖があります。

一度あなたの足を見せて下さい。

きっとお役に立てることがあります。

『いつまでも自分の足で歩きたい』その願いをご一緒に実現させませんか?

店頭での足と歩き方の相談は事前予約をお願いしています。