開業するとき、女性と子どもたちのための薬局にしようと思っていました。
そして、漢方薬や自然のもの中心に女性や子どもたちを大事にする情報や商品を提供していきたいという想いがありました。
今や当時と比べると格段の量の情報や、ものがメディアやネットの中や市中にあふれていて消費者が右往左往しているように見えます。
その中でブレない何か、例えば中医学を中心とした自然に沿った古来からの教え、おばあちゃんの知恵袋的なものを伝えていけたらと思っています。
大きな話になりますが、地域社会、もっと広げて国、もっと広げてこの地球が健全であるために子どもたちに健康でいて欲しいと思っています。
近い将来だけを見ても今の大人たちを支えてくれるのは今の子どもたち。
その子どもたちを育てているのは、今の大人たち。
まずは今の大人、特に女性に健康でいてほしいと思います。
生物は子孫繁栄のために生きています。それが、生物の本能。
人間社会は子孫繁栄という言葉に対してナーバスな問題も抱えているので、言葉を選ぶ必要がありますが、子を産み育てるというのは女性の大きな仕事の一つです。
母系社会というのでしょうか、様々なことが母親を通じて伝わっていきますね。
ですから、健康な子どもたちを育てていくために、女性に健康的でいて欲しいのです。
薬剤師/国際中医師/一般社団法人子宝カウンセラーの会認定 子宝カウンセラー
渡辺喜美江